保管料にはどのような種類があるかご存知でしょうか。
保管料は保管する荷物の個数や大きさ、期間などによって変わってきますが、よく使われる以下の料金形態をご紹介します。
「貨物一個あたりの単価」×「保管積数」が月間の保管料となります。
「坪当たりの単価」×「使用した坪数」が月間の保管料となります。
その他にも1m2(立方メートル)あたりの"容積建て保管料"1パレットあたりの"パレット建て保管料"1tまたは1kgあたりの"重量建て保管料"など、さまざまな料金体系があります。
【3期制の計算例】
1期当たりの保管単価を100円/個とする場合、上の図に基づいた保管料の算出方法は次の通りとなります。
第1期:保管数5個(前月末在庫繰り越し数5+第1期入庫数0)×100円 =500円
第2期:保管数6個(第1期在庫数2+第2期入庫数4)×100円 =600円
第3期:保管数7個(第2期在庫数6+第3期入庫数1)×100円 =700円
月間 :(第1期)500円+(第2期)600円+(第3期)700円 =1,800円
保管数を計算する時のポイントは、「前期末在庫数+今期入庫数」で算出することです。三期制の場合、期中どの時点で保管が始まっても1期分の料金がかかるので注意が必要です。
では、実際に保管料はどのような計算で算出されているのでしょうか。個建て料金と坪貸し料金の計算方法を見てみます。
保管料の計算方法としては、1ヵ月単位、三期制などがありますが、ここでは代表的な三期制についてご説明致します。三期制では、1ヵ月を3つの期間に分けて、a.第1期:1日~10日、b.第2期:11日~20日、c.第3期:21日~末日として、それぞれの期で保管料を計算します。1期あたりの保管料:保管数(前期末在庫数+今期入庫数)×保管単価
坪貸し料金の場合はシンプルに以下の計算式で算出されます。
【坪貸しの計算例】
保管坪数400坪、坪単価5,000円/月の場合、400坪 ×5,000円 = 2,000,000円/月 が保管料となります。坪単価はマンション等の不動産と同様に、立地や建設年数によって金額の相場が異なり、首都圏やアクセスの良いエリア程高額になる傾向があります。物流拠点の見直しを行う際は、エリアの相場を確認した上で検討することをおすすめ致します。
保管料にはどのような種類があるかご存知でしょうか。
保管料は保管する荷物の個数や大きさ、期間などによって変わってきますが、よく使われる以下の料金形態をご紹介します。
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